ガラスのスライドショーを作る。その2

ガラスレイヤー作成

新規調整レイヤーを作成し、エフェクト「トランスフォーム」を追加します。
エフェクト「トランスフォーム」のサイズを少し大きくします。

そして、レイヤーの端でドラックアンドドロップして、レイヤーを縦長にします。
さらにレイヤーの回転を【-24°】くらいにし、この時レイヤーの上下が画面の外に出るようにレイヤーのサイズを調整します。

次にレイヤーの【位置】にキーフレームを打ち、画面外から移動するように設定します。

次に、エフェクト「CC Light Sweep」を適用し、光の線の角度を調整します。
【センター】のストップウォッチマークをクリックし、ウィップを先ほどキーフレームを打ったレイヤーの【位置】に接続します。
これで、このエフェクトが追従するようになります。

2つ目のレイヤー作成

今作成したレイヤーを複製し、調整レイヤーのチェックを無効にし、適用されているエフェクトを全て削除します。

レイヤー設定で、レイヤーの色を黒色に変更します。
エフェクト「CC Light Sweep」を適用し、センターの値を画面の中心に合わせます。
【方向】の値を90°して、レイヤーの右辺に光があたるようにします。
【幅】の値を大きくし、縦辺全てに光があたるようにします。
その他パラメータも調整します。

さらに「CC Light Sweep」を適用し、パラメータを調整。

2つ目のガラスレイヤーの描画モードを【スクリーン】にします。

作成した2つのガラスレイヤーを選択して、プリコンポーズします。
コラプスをオンにします。

コンポジションのワークエリアをキーフレームの範囲に変更して、ワークエリアを変更します。

これでガラスレイヤーとしてのデザインは完了です。

作成したガラスコンポジションに「タイムリマップ」を適用します。
最後のキーフレーム以降のコンポジションは必要ないので削除しておきます。

コンポジションの真ん中あたりにキーフレームを追加し、イージーイーズを適用します。

キーフレーム追加前
キーフレーム追加設定後

ガラス瓶を作ろう

ガラスはいくつかの方法で作れるので、今回は2つの方法を紹介します。
瓶のオブジェクトは、別で紹介いたします。

今回は、綺麗なガラス瓶と曇りガラスの瓶です。

コルクの作り方はこちらの記事を↓

コルクの蓋を作ろう

出来上がりはこちら。
左から「グラスBSDF」「プリンシプルBSDF」、曇りガラスはプリンシプルBSDFで作成しました。

①ガラスBSDF

②プリンシプルBSDF
伝播を1.0にすることでガラス感を出しています。

③曇りガラス「プリンシプルBSDF」
②に粗さを追加することで曇った感じを出しています。