ドット背景を虹色にしてオシャレに!

先日作ったドット背景は円形グラデーションを適用したので、2色で作成しました。
今回は、虹色にきらめくドット背景にして、少し派手でインパクトのある背景を作ります。

作り方は至って簡単です。
ドット背景の作り方は以前のブログを参考にしてみてください。

前回のドット背景の時には、「Dots」コンポジションに円形グラデーションを適用させてカラーリングをしていました。

今回も同様に「Dots」コンポジションにエフェクト「コロラマ」を適用させます。

コロラマを適用させただけでは、背景の色はかわりませんので、[Input Phase]→[Add Phase]を「map」コンポジションに変更します。

これで、ドット背景の色が派手なレインボーに変わります。
このままでも良いのですが、「Phase shift」にキーフレームを打つとレインボーの配置が移動して少しスパイスが加わります。

キーフレームを打っていない
キーフレームを適用

これはお好みで良いと思います。

ドット背景をパッと作ろう!

AfterEffectsでドット背景を作ろうと思い立ち、今回は前回と違う方法で作りました。

前回は、「動くドット背景」を作りました。

今回は、より手順の少ないお手軽に作れるドット背景を作ります。
円のシェイプを作り、リピーターを適用します。
これだけです。

お手軽ですね!実際にどのように作っていくのか、順を追ってドット柄を作っていきましょう。

①円のシェイプを作成します。

大きさ自体は後でサイズ調整が出来ますので、こだわらなくてもよいですが、少し小さめに作っておきます。
さらに、シェイプの位置を[0,0]へ移動します。

②シェイプにリピーターを適用

移動出来たら、シェイプの追加からリピーターを適用します。
まずは横方向に複製するためにリピーターのパラメータを調整します。

コピー数は後ほど調整しますが、まずは画面いっぱいにシェイプが広がるように設定します。
リピーターの位置は、複製されたシェイプの間隔に関係しますので、ここもお好みで設定します。
横方向への複製ですので、x軸だけ調整します。y軸は0にしておきます。

次に、リピーターをもう一度適用させます。
これは縦方向へ複製するためのリピーターです。

コピー数は一つめと同じ考え方で問題ありません。
位置は、y軸方向を調整します。x軸は0にしておきます。

この二つのリピーターでドットの背景は完成です。

③最終調整

ドットの大きさは、シェイプのサイズで調整が可能です。
シェイプの大きさを小さくすれば、小さなドットの背景になります。

ドットの間隔は、リピーターの位置のパラメータを調整することで、ドットの密度を変更することができます。

動く!オシャレなドットの背景を作ろう!

こんな感じのドット背景を今回は作っていきます。

1920×1080で新規コンポジションを作成。
さらに50×50で新規コンポジションを作成。

サイズの小さいコンポジションにて円を作成
サイズを10にします。

この円をランダムに大きさを変えます。

このコンポジション名を[Dots]とし、一つめのコンポジションに挿入します。

[Dots]コンポジションにエフェクト「モーションタイル」を適用。
画面全体にドットが広がるようにパラメータを調整します。

新規平面レイヤーを作成し、エフェクト「円形グラデーション」を適用します。

開始をレイヤーの中心にし、終了点を任意の端にします。
色を反転させておきます。

このレイヤーをプリコンポーズし、[Map]としておき、非表示にして一番下に配置します。

新規調整レイヤーを作成し、エフェクト「時間置き換え」を適用。

時間置き換えレイヤーを[Map]に設定します。

[Dots]コンプの開始位置を1秒のところに変更し、[Dots]コンプ内のキーフレームを全て選択し、Altを押しながら最後のキーフレームの最後の位置が8秒のところになるように変更します。

[Dots]コンプにエフェクト「円形グラデーション」を適用し、お好みの色に調整します。

最後に無地の背景を作るために、新規平面レイヤーを作成します。
今回は白色で設定しました。