シンプルな花火を作ろう!

いよいよ夏も近づいてきましたので、アフターエフェクトを使って花火の動画を作り始める時期ではないでしょうか?
というわけで今回は、線とシェイプだけでシンプルな花火を作ってみましょう。

1000×1000の新規コンポジションを作ります。
名前は[Line]とします。

ペンツールで線を引きます。
長さは画面の半分より少し短いくらいにします。
線の端を丸みをつけておきます。

アンカーポイントを線の下端にしておき、Ctrl+Homeで配置します。

次にアニメーションをつけるのですが、今回はトリムパスでアニメーションをつけていきます。

あえて線の色を変えて表示しております。

アニメーションが出来たら、レイヤーを複製して角度を調整します。
これを何回か繰り返します。

今回は各45°ずつずらして円状に広がるように作成しました。
少しトリムパスの終了の調整をしております。

これで線で作る花火はできました。
ただし、これだけだとなんか物足りないと思った場合は、他に丸や四角のシェイプを使って装飾をしていきましょう。

新規コンポジションを1000×1000でつくり、正方形を作ります。
塗りはなしにして線だけで作ります。
色は自由で構いません。今回は水色にしてみました。

このシェイプアニメーションをつけていきます。

まずはレイヤーの位置を中心から外に移動するようにキーフレームをうちます。

次にシェイプのサイズを、5フレームで0から100%になるようにキーフレームを打ちます。
この時注意するのは、レイヤーのサイズではなくシェイプのサイズというところです。

最後にレイヤーの不透明度にキーフレームを打ち、消えていくようにアニメーションさせます。

新規コンポジションを1920×1080で作成し、先ほど作った線のコンポジションと四角のコンポジションを挿入します。

四角のコンポジションをいくつか複製し、角度を変えてあげます。

四角と同様に丸や星型などを加えても良いですね!

また、線の細さや長さ、表示させる時間などを変えることで様々な花火を作ることができます。

いかがでしたか?意外と簡単に出来たのではないでしょうか。

他にも色んなシェイプを使ったりすると無限のバリエーションがあるので、世界に一つの花火アニメーションを作ってみると楽しいと思いませんか?