みょーんと伸びてかっこよく現れるテキスト

テキストアニメーションといえば、文字が回転したり、文字の位置が変化するアニメーションがイメージしやすいかと思いますが、今回のテキストアニメーションは、なんと!?文字の一部が変化してアニメーションするというものです!

百聞は一件に如かず。ということで早速やっていきましょう。

まずはテキストを作るのですが、今回はテキストを文字としては扱いません。
アニメーションさせたいテキストは、この準備段階で、しっかりと整えておく必要があります。

テキストが決まったら、次にこのテキストレイヤーをシェイプに変換します。

今回は、テキストをシェイプとして扱います。
メニューバーのレイヤー>クリエイト>テキストからシェイプを作る(私の直訳で申し訳ありませんw)

そうすると、パスが作られたのですが、ここからはもう簡単。

今回は、「TAGASHIYA」のTの文字の左側が伸びて、文字がフェードインしてきてから、
再度、Tの文字の左側が伸びて、テキストがフェードアウトするアニメーションを作ります。

シェイプレイヤーを選択し、ペンツールを選ぶと、引き伸ばしたいポイントを選択します。
これで一旦伸ばしてみましょう。

どうでしょう?[T]の左側が見事にみょーんと伸びましたね!

これをキーフレームを打ち、動かしながらテキスト自体も位置を動かすと無事アニメーションの完成です。

まず始めに、シェイプレイヤーのポジションをキーフレームを打ち、画面外から中央に来るようにアニメーションをつけます。

次に、テキストの一部を伸ばします。
画面外から『T』の一部が伸びてきて、テキスト全てが中心に移動してくると同時に伸ばした部分が縮むようにアニメーションを加えます。

近未来的といえばまさにこれ!プラグインなしで作るグリッチエフェクト

近未来的な表現、サイバーパンクな表現といえばまさにこれなしでは語れないというほど愛用されているエフェクトの一つにグリッチエフェクトがありますね。
動画制作を行う人であれば必ず触れるであろうこのエフェクト。
実はとても手軽に作ることができます。
さらには、テキストや図形、シーンチェンジなど様々な場面で使われていますので、これは覚えておかない手はないですね!

今回は前回のグリッチよりも、手順が多くなりますが、その分オシャレなアニメーションになります。
より手軽なグリッチはこちら↓

早速作っていきましょう!

今回はテキストをグリッチエフェクトを使ってオシャレに切り替えるというものを作っていきます。

まず初めにテキストを作り、プリコンポーズします。

次に平面レイヤーを作りこれを「Displacement」とします。
エフェクト「Fractal Noise」を適用します。

テキストコンポジションにエフェクト「ディスプレイスメントマップ」を適用します。
ソースの部分を「エフェクト&マスク」にすることでテキストにグリッチがかかります。

テキストコンポジションにエフェクト「マット設定」を適用し、「マット設定」を「ディスプレイスメントマップ」の上に移動します。

次にディスプレイスメントマップの明るさを変更し、フェードイン、フェードアウトを作ります。
初めに明るさを暗くし、テキストが表示されない数値に設定し、キーフレームを打ちます。
次に、テキストを表示されるタイミングのところで、明るさを上げ、ディスプレイスメントマップの画面が真っ白になるまで数値を上げます。

次にディスプレイスメントのレイヤーに追加で「フラクタルノイズ」を適用します。

次にテキストコンポジションのエフェクト「ディスプレイスメントマップ」を3回複製します。

次にディスプレイスメントマップレイヤーにエフェクト「ブラー(滑らか)」を適用します。

グリッチエフェクトに色をつけます。
テキストコンポジションにエフェクト「コロラマ」を適用します。
この時、エフェクトウィンドウの1番上に持ってきます。

インプットを「ディスプレイストメント」にし、アウトプットのプリセットを一度グレーにします。
その後、アウトプットサイクルにて色をつけるとグリッチの部分だけ色がつきます。

ではグリッチエフェクトでテキストが入れ替わるモーションを作っていきましょう。

まずディスプレイスメントレイヤーのキーフレームをテキストを入れ替えたい時間のところに移動します。
今回は1秒のところでテキストが入れ替わるようにします。

まず、タイムライン上でテキスト01コンポジションを複製します。
しかし、このままではテキスト01コンポジションのままなので、テキストを入れ替えてもどちらも変わってしまいます。
そのため、プロジェクト内でテキスト01を複製し、テキスト02となったものをタイムライン上の複製したテキスト01に配置してください。
こうすることで、テキスト01で設定したエフェクトをそのまま引き継ぐことができます。

そしてテキスト02の「マット設定」の『Invert Matte』にチェックを入れてください。

これでテキスト2つがグリッチエフェクトで入れ替わる表現ができました。

あとは、テキストの細かい位置やフラクタルノイズの微調整をすることで、お好みのグリッチアニメーションを作ることができます。

今すぐ出来る!簡単グリッチエフェクト!

グリッチエフェクトといえば今やなくてはならないアニメーションの一つであり、覚えるべきテクニックの一つとなっていますね。
もはやこれを覚えずして何を覚えるくらいの勢いです。
グリッチ表現は、様々な表現方法がありますが、まずは簡単な方法を一つ覚えてそこから応用をさせていくということをすれば、あなたもグリッチマスター間違いなしです!

では、早速作っていきましょう。

まず初めてに、グリッチアニメーションをさせたい、ロゴやテキストを準備します。
今回は、テキストで作りますが、ロゴにしても方法は何も変わらないのでご安心ください。

テキストのコンポジションが出来たら、これは一旦横に置いて置いてください。

いよいよ、本題に入ります。

まずは、平面レイヤーを作り、名前を「Glitch」としておきます。
このレイヤーにエフェクト「Fractal Noise」を適用させます。
コントラストを250くらい
明るさを−15くらい
トランスフォーム>縦横比の固定のチェックを外し、
スケールの幅を3000、高さを400くらいにしておきます。(このあたりは好みなので調整して大丈夫です)
そして、<展開>のパラメータにエクスプレッションを追加します。
エクスプレッションの追加は、時計マークを「alt+左クリック」(Windows)、「option+左クリック」(Mac)で出来ます。
ここには、「time*2000」としておきます。(ここもお好みで調整してください)

そして、この「Glitch」レイヤーは、プリコンポーズして非表示にしておきます。

次に、調整レイヤーを作り、エフェクト「ディスプレイスメントマップ」を適用します。
ターゲットレイヤーは「Glitch」とします。
ここで最大水平置き換えと最大垂直置き換えの数値をいじってみてください。
どうです?めちゃくちゃグリッチって感じがしませんか!?

最大水平置き換えを大きくすると、グリッチの大きさが横に大きくなり、最大垂直置き換えの数値を変えると、垂直方向に変わります。

今のままでは、動画全体がグリッチかかった状態になっていますので、必要な部分だけにするために、調整レイヤーをカットしましょう。

どうでしょう?これだけでも一瞬ザッザッ!となるエフェクトができました。

この調整レイヤーを複製して、ザッザッとさせたいタイミングのところに配置すれば、

グリッチノイズの完成です。

テキストにも図形にも使える!アフターエフェクトで作るLEDサイン

今回は「LEDサイン」を作りたいと思います。よく店頭などで見かけるLEDサインですが、アフターエフェクトで簡単に作ることができます。
もちろんプラグインはなし、難しいこともしていませんので、サイバーパンクな雰囲気を出したい時や、お店の店頭に出す動画としても使うことが出来る優れものです!

LEDサインに使うテキストを書きます。
テキストにカラーリングを施します。
調整レイヤーをテキストレイヤーの上に配置し、調整レイヤーに4色グラデーションをかけます。
これを「TEXT」コンポジションとしておきます。

「TEXT」コンポジションにエフェクト「ベガス」を適用します。
チャンネルをアルファに設定。

線分数(Segments)>線分数(Segments)は1

レンダリング(Rendering)>幹の幅(Width)を8
終了点の不透明度を上げることで輪郭全てが囲まれた状態になります。

レンダリング>描画モードを「ステンシル」に変更します。

イメージの輪郭>レンダリングを「選択した輪郭」に変更します。
選択した輪郭の数値を変更することで、文字の一部が表示されます。
今回の「たがしや」というテキストの場合は数値「7」以降は何も表示されません。

選択した輪郭を「1」にして最初にキーフレームを打ち、1秒後に数値「7」にしてキーフレームを打ちます。
1秒間の間に輪郭が切り替わって表示されるアニメーションができます。

次にこのアニメーションをループするよう設定をします。
「選択した輪郭」を選択し、メニューバー>アニメーション>エクスプレッションの追加を選択します。
追加するエクスプレッションは「loopOut」です。

これで点滅のアニメーションが常に表示されることになります。
2秒後にテキストを表示させたいので、2秒のところでCarl+Shift+Dでコンポジションを分割し、
2秒後のコンポジションのエフェクト「ベガス」を削除します。

点滅をさらにランダムにしたい場合は、2秒までのコンポジションを複製し、キーフレームをずらすことで点滅がランダムで複雑になります。

次に反射している文字を作ります。
TEXTコンポジションを全てプリコンポーズします。
片方のコンポジションのスケールのチェーンを外し、yの値を−100にし、位置を調整します。

反転させたコンポジションにブラー(方向)を適用します

さらに「リニアワイプ」を適用し、パラメータを調整します。
これでより反射がリアルに表現できます。

最後にLED表現をします。
新規平面レイヤーを作成し、「CC Ball Action」を適用します。
パラメータを調整し、コンポジションのトラックマットアルファを選択します。
この時に「CC Ball Action」のパラメータを調整して、お好みのドットにしてください。

そして、平面レイヤーをコピーして、反射しているコンポジションにも同様に適用させます。

これらを全てプリコンポーズし、「LED」とします。
この「LED」にエフェクト「グロー」を適用し、さらにコンポジションを複製します。

複製したコンポジションに、「チョーク」を適用し、チョークマットを2くらいに設定します。
次に「塗り」を適用し、白色にします。

そして、グローエフェクトを一番下に持ってきます。
これで、白色で発色している光源を作ることができます。

最後に調整レイヤーを作り、1番上に配置します。
ここにエフェクト「グロー」を適用して、全体的に発色させます。

いかがでしたでしょうか?出てくるエフェクトも多くなく、基本的なアクションでこんなにオシャレなLEDサインが作れてしまうのです。
やらない手はないですよね?

今回はテキストで作りましたが、図形に組み合わせてアニメーションをつけることで、インパクトあるシェイプアニメーションを作ることもできますので、オープニング作成などにも大いに活躍してくれることでしょう!

人魂!?いえ、ただの線です。線だけで作るオシャカワなアニメーション素材

難しいエフェクトや高価なプラグインを使わなくてもオシャレでカワイイアニメーションが実は作れちゃうんです。
しかも簡単で汎用性が高いので、AEを使ってみようって人はぜひ覚えて損はないですよ!
では早速作っていきましょう!

ペンツールで線を引きます。
この時、波線のようなアニメーションをさせたかったら波線を、テキストの周りに動かしたい場合はそのアニメーションの軌跡を描くように線を引きます。

線が引けたらまずはその線を加工していきましょう。
少し人魂?液体っぽくするためにエフェクトをかけます。
エフェクト「タービュレントディスプレイス」をこのシェイプレイヤーに適用させます。

タービュレントディスプレイスでいい感じにできたら、次は線に丸みをつけていきます。
これをすることでより液体っぽさが増します!
線の先端を丸くし、テーパーで線のお尻になる部分を欲しくします。

これだけですでにいい感じではないですか?
これで線自体の加工は完了です。

次はアニメーションをつけていきます。
アニメーションは、トリムパスを使います。

今回はテキストが表示されるのに合わせて、シェイプが動くようにしたいと思います。

ここまでで完成!となるわけですが、これにさらに味付けをしていきたいと思いますので、
アイディアの一つとしてよければお付き合いください。

まずはこの人魂が文字の前後で動くというものです。

一つでは何か物足りないので、このシェイプレイヤーをコピーし、反転させたいと思います。
反転させるには、スケールのチェーンマークを外し、xの値を[-100]にします。
(今回は横方向に反転させます)

近未来的なカッコイイ!デジタル地球儀の作り方

サイバーパンクや近未来的表現には欠かせないHUDが大変人気ですが、今回はデジタルな地球儀を作りたいと思います。
スマホをタップしたら3Dでデジタルな地球儀が浮かび上がってくる表現なんかはすでに使われておりますが、非常にかっこいいですね!あれ。

実はすごく基本的なことだけで作れちゃうんです!
この機会に作って、背景や動画のアクセントとして使っちゃいましょう!

①世界地図をデジタルっぽくする
1920×1080でコンポジションを作ります。
そこに世界地図を配置します。
世界地図は、インターネット上にいくらでもあるのでダウンロードしたものを少しいじります。
陸地の部分を真っ白にしておきましょう。

配置した画像に「CC Ball Action」のエフェクトをかけます。
パラメータを以下のようにすると

世界地図がドットで表現されます。

次に世界地図の画像をコピーし、「CC Ball Action」のエフェクトを削除し、
レイヤースタイルの線を追加します。

レイヤースタイル>ブレンディングオプション>アドバンスブレンディングの「塗りの不透明度」のパラメータを変更します。
今回は2%くらいにしておきます。
そして線の色を白に変更します。

するとこのようなデジタルっぽい世界地図が出来上がります。

②球体のカッコイイ地球儀にする
先ほど作った2つの世界地図を選択して、プリコンポーズします。
このコンポジションにエフェクト「CC Sphere」を適用します。
地球儀が小さい場合は「半径」を大きくすると、地球儀が大きくなります。

次にこのコンポジションをコピーして、上側を「Map_Outside」下側を「Map_Inside」とします。
「Map_Outside」のCC SphereのRenderの項目を「Outside」に変更し、
同様に「Map_Inside」では「Inside」に変更します。

こうすることで奥行きが出て、より球体の地球儀っぽくなりました。

さらに奥行きを出して、立体感を出すために「Map_Inside」にエフェクト「ブラー(方向)」を加えます。

これで完成です!
が!!
さらに色を変えたりしたいという場合は、初めのMapコンポジションの中の世界地図の画像の上に、
調整レイヤーを配置し、塗りのエフェクトを加えてあげると自由に地球儀の色を変えることができます。

カワイイ液体シェイプの作り方

材料:円をいくつか

①いくつか円を作ります。

②各円に下記の下処理をします
エフェクト:波形ワープ
※これはなくても作れます。
波の高さを変更するくらいでそれ以外はデフォルトのままで大丈夫!
時間経過とともに波打つのが気になる人は「wave speed」を0にします。

③調整レイヤーを作り、下記のエフェクトを加えます。
ガウスブラー(Gaussian Blur)
マットチョーク(Matte Choker)

④最後に調整レイヤーで4色グラデーションなどで色をつけてあげるとより可愛くなります。

背景などがある場合は、シェイプレイヤーと調整レイヤーだけをプリコンポーズしてください。
調整レイヤーのエフェクトがシェイプレイヤーだけにかかるようにすると上手く行きます。

ユラユラ揺れる背景の作り方

ゆらゆら揺れて幻想的な雰囲気やカワイイ雰囲気を演出したい時に、便利な揺れる背景の作り方をお教えいたします。

①背景を作る
新規ソリッドレイヤーを作ります。
エフェクト「4色グラデーション」を適用。
エフェクト「レベル補正」を適用
<Output Black>の値を大きくすることで全体の色味が白くなります。

②揺れる波の作成準備
新規シェイプレイヤーに楕円を作成
大きさはお好みで良いですが横長にすればするほど、揺れる波が大きくなります。
これをいくつか複製し、白色と黒色の2色にします。
この時楕円をバラバラな角度や大きさに変えるとより複雑さが増していい感じになります。
楕円が配置できたら、プリコンポーズします

③揺れる波の作成
②で作成したレイヤーにエフェクトを適用していきます。
「色合い」楕円にお好みの色をつけます
「ブラー(方向)」ブラーの長さを1000とし、角度はお好みで調整してください。
「回転」角度や回転の半径はお好みで、出来上がりを見つつ調整してください。
回転の中心にキーフレームを打ち、タイムラインの最初と最後で動かしてください。
これで揺れる背景の出来上がりです。

水面に揺れるテキストの作り方

①ソリッドレイヤーにフラクタルノイズを適用
・パラメータ
フラクタルタイプ:ダイナミック
ノイズタイプ:リニア
コントラスト:120
ブライトネス:−7
スケール:130
オフセット

②エフェクト「トライトーン」を適用

③waterレイヤーをプリコンポーズ

⑤プリコンポーズしたものにエフェクト「CC grass」を適用

⑥テキストを入力
描画モードをAddにする
不透明度を60%くらいにする
テキストカラーを水っぽくする

⑦テキストにエフェクト「CC Vector Blur」を適用

⑧Waterレイヤーをコピーして貼り付け
エフェクト「Tritons」を削除
このレイヤーをプリコンポーズする
このレイヤーは非表示にします。

⑨テキストレイヤーにエフェクト「Displasement Map」を適用
ディスプレイストメントマップのレイヤーの対象を⑧で作成したレイヤーにします。

⑩テキストレイヤーにブラーを適用
ブラーの値を表示させたい時間に合わせて小さくしていくことでふわっとテキストが浮き上がってくるようにできます。
それに合わせてテキストレイヤーの不透明度も0から100にするとより自然に表示させることができます。

Photoshopお絵描き

私の最近はといえば、動画制作のほかにフォトショップにておえかきをすることにハマっています。

フォトショップといえば、画像加工やサムネイル制作で使うというイメージが強いと思いますが(私はそう思ってました)、実はイラスト制作にも力を発揮するのです!

ってなわけでフォトショップにてファンタジックなイラストを描くことを目標に毎日少しずつ画力?向上にまい進してまいります。

アイキャッチ画像にもしていますが、やはり日本地図が作りたいということでまずは、
ファンタジックな日本。ジパングを作りました。

他にはこんなものも作りましたよ。

ちなみにこれは、たがし屋のPR動画に出てくるマップですね。

色々なパターンが無数に作れるファンタジックマップは、作成者の個性も出そうでどんなものが出来るのか楽しみですね。

こちらの画像はいくつかセットにして販売しようかと思っていますので、是非使ってやってください!