近未来的なカッコイイ!デジタル地球儀の作り方

サイバーパンクや近未来的表現には欠かせないHUDが大変人気ですが、今回はデジタルな地球儀を作りたいと思います。
スマホをタップしたら3Dでデジタルな地球儀が浮かび上がってくる表現なんかはすでに使われておりますが、非常にかっこいいですね!あれ。

実はすごく基本的なことだけで作れちゃうんです!
この機会に作って、背景や動画のアクセントとして使っちゃいましょう!

①世界地図をデジタルっぽくする
1920×1080でコンポジションを作ります。
そこに世界地図を配置します。
世界地図は、インターネット上にいくらでもあるのでダウンロードしたものを少しいじります。
陸地の部分を真っ白にしておきましょう。

配置した画像に「CC Ball Action」のエフェクトをかけます。
パラメータを以下のようにすると

世界地図がドットで表現されます。

次に世界地図の画像をコピーし、「CC Ball Action」のエフェクトを削除し、
レイヤースタイルの線を追加します。

レイヤースタイル>ブレンディングオプション>アドバンスブレンディングの「塗りの不透明度」のパラメータを変更します。
今回は2%くらいにしておきます。
そして線の色を白に変更します。

するとこのようなデジタルっぽい世界地図が出来上がります。

②球体のカッコイイ地球儀にする
先ほど作った2つの世界地図を選択して、プリコンポーズします。
このコンポジションにエフェクト「CC Sphere」を適用します。
地球儀が小さい場合は「半径」を大きくすると、地球儀が大きくなります。

次にこのコンポジションをコピーして、上側を「Map_Outside」下側を「Map_Inside」とします。
「Map_Outside」のCC SphereのRenderの項目を「Outside」に変更し、
同様に「Map_Inside」では「Inside」に変更します。

こうすることで奥行きが出て、より球体の地球儀っぽくなりました。

さらに奥行きを出して、立体感を出すために「Map_Inside」にエフェクト「ブラー(方向)」を加えます。

これで完成です!
が!!
さらに色を変えたりしたいという場合は、初めのMapコンポジションの中の世界地図の画像の上に、
調整レイヤーを配置し、塗りのエフェクトを加えてあげると自由に地球儀の色を変えることができます。

カワイイ液体シェイプの作り方

材料:円をいくつか

①いくつか円を作ります。

②各円に下記の下処理をします
エフェクト:波形ワープ
※これはなくても作れます。
波の高さを変更するくらいでそれ以外はデフォルトのままで大丈夫!
時間経過とともに波打つのが気になる人は「wave speed」を0にします。

③調整レイヤーを作り、下記のエフェクトを加えます。
ガウスブラー(Gaussian Blur)
マットチョーク(Matte Choker)

④最後に調整レイヤーで4色グラデーションなどで色をつけてあげるとより可愛くなります。

背景などがある場合は、シェイプレイヤーと調整レイヤーだけをプリコンポーズしてください。
調整レイヤーのエフェクトがシェイプレイヤーだけにかかるようにすると上手く行きます。

ユラユラ揺れる背景の作り方

ゆらゆら揺れて幻想的な雰囲気やカワイイ雰囲気を演出したい時に、便利な揺れる背景の作り方をお教えいたします。

①背景を作る
新規ソリッドレイヤーを作ります。
エフェクト「4色グラデーション」を適用。
エフェクト「レベル補正」を適用
<Output Black>の値を大きくすることで全体の色味が白くなります。

②揺れる波の作成準備
新規シェイプレイヤーに楕円を作成
大きさはお好みで良いですが横長にすればするほど、揺れる波が大きくなります。
これをいくつか複製し、白色と黒色の2色にします。
この時楕円をバラバラな角度や大きさに変えるとより複雑さが増していい感じになります。
楕円が配置できたら、プリコンポーズします

③揺れる波の作成
②で作成したレイヤーにエフェクトを適用していきます。
「色合い」楕円にお好みの色をつけます
「ブラー(方向)」ブラーの長さを1000とし、角度はお好みで調整してください。
「回転」角度や回転の半径はお好みで、出来上がりを見つつ調整してください。
回転の中心にキーフレームを打ち、タイムラインの最初と最後で動かしてください。
これで揺れる背景の出来上がりです。

水面に揺れるテキストの作り方

①ソリッドレイヤーにフラクタルノイズを適用
・パラメータ
フラクタルタイプ:ダイナミック
ノイズタイプ:リニア
コントラスト:120
ブライトネス:−7
スケール:130
オフセット

②エフェクト「トライトーン」を適用

③waterレイヤーをプリコンポーズ

⑤プリコンポーズしたものにエフェクト「CC grass」を適用

⑥テキストを入力
描画モードをAddにする
不透明度を60%くらいにする
テキストカラーを水っぽくする

⑦テキストにエフェクト「CC Vector Blur」を適用

⑧Waterレイヤーをコピーして貼り付け
エフェクト「Tritons」を削除
このレイヤーをプリコンポーズする
このレイヤーは非表示にします。

⑨テキストレイヤーにエフェクト「Displasement Map」を適用
ディスプレイストメントマップのレイヤーの対象を⑧で作成したレイヤーにします。

⑩テキストレイヤーにブラーを適用
ブラーの値を表示させたい時間に合わせて小さくしていくことでふわっとテキストが浮き上がってくるようにできます。
それに合わせてテキストレイヤーの不透明度も0から100にするとより自然に表示させることができます。

Photoshopお絵描き

私の最近はといえば、動画制作のほかにフォトショップにておえかきをすることにハマっています。

フォトショップといえば、画像加工やサムネイル制作で使うというイメージが強いと思いますが(私はそう思ってました)、実はイラスト制作にも力を発揮するのです!

ってなわけでフォトショップにてファンタジックなイラストを描くことを目標に毎日少しずつ画力?向上にまい進してまいります。

アイキャッチ画像にもしていますが、やはり日本地図が作りたいということでまずは、
ファンタジックな日本。ジパングを作りました。

他にはこんなものも作りましたよ。

ちなみにこれは、たがし屋のPR動画に出てくるマップですね。

色々なパターンが無数に作れるファンタジックマップは、作成者の個性も出そうでどんなものが出来るのか楽しみですね。

こちらの画像はいくつかセットにして販売しようかと思っていますので、是非使ってやってください!